プロハートはフィラリア症の予防薬をマイクロカプセルのようなものに閉じ込めた薬です。
これを注射投与し、有効成分が体内で徐々に溶け出し1年間フィラリア症を予防します。
投薬の飲ませ忘れの心配もなく、ある程度は使用された実績もあります。

ある程度というのは、副作用の確率が結構高いということです。
特に、肝臓にダメージを与えることがあります。
毎年投薬するのであれば、年に1～2回は血液検査を含めた健康診断を行いましょう。

1年効くということは、もし副作用が出た場合は1年間それが出るということになり、
その場合は手術で注射部位を肉ごと取らなくてはいけません。

稀ではありますが、プロハートによるとされる死亡症例も報告されています。
経口投与に比べれば、そういったリスクは大きいといえるでしょう。

やはり比較的安全な経口剤がおススメだと思います。

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犬のフィラリア予防薬 投与前に血液検査